灰の水曜日 雪が降る一日となりました。朝の前庭は雪で遊ぶ中1の生徒でにぎわっていました。 そんな今日はキリスト教で大切な日の1つ、灰の水曜日です。 今日から復活祭までの期間を「四旬節」といい、復活祭を迎える準備をする期間とされています。 午後1時より神父様をお迎えして、灰の式が執り行われました。 祈りを唱えたり、聖書を朗読したり、司祭のお話を聞いたりしたあと、灰の水曜日と呼ばれる所以の儀式があります。 それは、神父様に一人一人灰の印を頂くというもの。例年ならば、灰で額に十字架を描いていただくのですが、今年は灰を頭上にかけていただきました。 心を神に向けるという意味の、回心の印として受けるものです。 灰は塵を連想させるもので、人はみないつか塵になっていくものだ、ということを思い起こさせるものなのだそうです。 最後は灰の式での祈りの言葉を一部引用して締めくくりたいと思います。 回心と愛のわざに励み、よこしまな欲望と罪から解放されて、御子の受難をふさわしく記念することができますように。